体験談

 このページは、病気になった時、医療機関やかかりつけ医の対応で印象に残ったことなどを掲載し、どこで診察しようか考えている方々の参考になればと考え作成したコーナーです。



   私のホームドクター      
          

     三好 維了(京セラ株式会社)

 私のかかりつけ医は「北18条つじ内科・消化器内科」です。長く京都で生活をしていた私がホームドクターとしての辻直樹先生との出会いは次のとおりです。

 札幌に居を構える直前に京都市内の某病院で受けたMRI検査で大腸に異常所見が見られたので大至急内視鏡による精密検査を行うようにとの連絡がありました。その時は既に転居後で、さていずれの病院・施設を受診すべきか途方に暮れて相談したのが斎藤正さん(大塚製薬)でした。斎藤さんの紹介で辻内科・消化器内科を受診し、その後内視鏡でS状結腸部の難しい部位にあった悪性ポリープを無事除去することが出来ました。
 その後は夫婦共々辻先生をホームドクターとして、他の既往症の治療と共に胃及び大腸の内視鏡検査も年に一回ルーチンでおこなってまいりました。日頃から私共の健康状態を把握しておられ、体調などに関しても何でも相談でき、必要なら医療面で早めの対策がとれますし、他の医療機関も的確に紹介していただけます。加えて先生はじめスタッフの皆さんがとても親切な上、クリニックも明るく清潔で紹介を頂いた斎藤さんに大変感謝している次第です。
 
 ホームドクターの有難さを痛感した最近の事例を紹介させていただきます。  
 
 今年の2月に行った胃の内視鏡検査で幽門部に陥凹型の病変が見られたので生検を行った結果、一応悪性ではないが辻先生曰く「形が良くない」とのことで内視鏡手術で除去することになりました。血液サラサラの薬を服用しているので病変の除去と止血の処置が必要とのことで一週間程度入院することになりました。入院先は内視鏡手術に多くの症例を経験している辻先生の後輩が勤務する北海道医療センターに決まりました。
 ところが、この頃から新型コロナウイルス騒動が持ち上がり入院は伸びに伸びて7月27日となってしまいました。早速翌日の28日に病変の除去、更に29日に止血の処置が行われ無事手術は終了しました。そして31日に執刀医から組織検査の驚くべき結果が知らされました。悪性でした。早期発見でこの段階で病変を見つけてくれた辻先生に感謝してくださいとの執刀医の言葉が胸に響きました。   
                               以上

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